職場の理解があるのが一番
以前の職場の悪口を言うのはよくないことですが、前職の病院においては子供の世話のために仕事を休んだり早く上がったりするということがなかなか許されない環境にありました。
かなり無理をして申し出をすれば休むことはできたかと思いますが、やはり新人の頃であったこともあり職場内の雰囲気にそって行動をすることしかできませんでした。
今からその病院のことを悪く言うつもりはないのですが、子供を出産してからの自分のライフプランを考えると再び同じ職場に復帰するのは相当難しいだろうと考えたりします。
産休や育休を取得するためには、その職場で定める就業規則ももちろん大切ですが、それ以上に職場の雰囲気が重要になってきます。
その職場で働く人が産休や育休に関する理解があるとないとで、申出をするときの心理的な負担は相当変わってきます。
他に取得した人がいると相談も出来る
今の職場に入るきっかけになったのが、産休や育休を取得した人が一年以内にいたという実績です。
休みをとるということは本来認められている権利のはずなのですが、職場によってはそれを申し出ることが職場のルール違反になってしまうなんてこともあったりします。
確かに産休や育休は残るスタッフにとっては人員の不足になる迷惑なことかもしれませんが、それが当然という雰囲気になっているかどうかで勤務をするときの気持ちも変わってきます。
産休や育休は残る人に迷惑をかけたいと思ってするものではないのですから、言い出した時に露骨に嫌そうにされるとそこで長く仕事をしたいという気持ちがなくなってしまいます。
以前に取得した人の話を聞くとかなり参考になるので、これから転職をするならそうした意見も参考にしてみるのがいいですね。
職場の環境が整っているとスムーズ
前職では有休や半休をとりにくい職場でしたが、今の職場ではそういったことはなく必要なときにはしっかり休める雰囲気があります。
やっぱり正社員での採用のほうが有休や残業代などの福利厚生もしっかりしていたり、産休や育休制度もきちんと管理されている傾向にあります。そのため新たな職場を選ぶ時には、職場の環境が整っているのかを確認するのも重要です。
私が現在働いている今職場では、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
その取り組みの一環として、勤怠管理の方法を紙のタイムカードからネットワークで管理する勤怠管理システムに変更しました。
新しい勤怠管理システムにすることで自分の勤務時間をいつでも見れるようにして、どれだけ働いているのかを把握しやすくしています。
紙のタイムカードではわかりにくかった残業時間がすぐにわかるようになり、早く帰るよう促したり早く帰る意識が働き、健全な労働環境になりつつあります。
長時間の残業をしないこと、有休をとるということはしごく当たり前のことなのですが…。
どうしても日本人の悪い癖なのかそこを良しとしてしまう部分があるのかなと思っています。だからこそ、データにしてしっかり残すことが大切です。
最初に話した通り職場の人の理解も必要です。
そしてそう思える人が増える職場の環境というのもまた大事なのかもしれませんね。