子育てで心が重くなってしまったら
子育てというものは、いわばゴールのない長い長い闘いです。
闘い、というと怒られてしまうかもしれませんが、実際に幼い子供と長い時間を一緒に過ごしていると自分の力ではどうにもならない無力感を感じたりすることもよくあります。
仕事などでも失敗をして落ち込むことはあるでしょうが、それはある意味自分自身の行動による結果なので反省をして改善をこころがければ次回以降には解決をしていくことができます。
ですが子育というのは自分ではない別の人間を相手にしていくことであるため、時に努力が全く報われなかったり、想定をしていなかったような評価を受けることになったりすることがあります。
子育ては我慢が必要ですが、我慢だけをし続けていても自分の心が削られていってしまいます。
我慢をすることも大切ですが適度にガス抜きをして自分の心も大切にしていかないと、長い長い子育てという闘いを続けていくことはできません。
自分自身の心のリフレッシュも大切な子育てのコツなのだということを忘れないようにしましょう。
子育て中のリフレッシュ方法
子育て中のリフレッシュ方法はいろいろありますが、まずは自分が母親ではなく一人の女性になれる時間を作ってあげるということが大切です。
私自身の経験も踏まえて言うと、母親になるとどうしても優先順位が自分自身のことよりも子供や家族のことになってしまうので、それまではあたりまえにしてきたような身だしなみやおしゃれを後回しにしてしまいがちです。
子育てで疲れた朝に鏡を見て、一気に老けた自分の顔を見てがっくりするという経験はおそらくたくさんの女性が経験したことと思います。
そこで子育て中のリフレッシュ方法として最もおすすめになるのが、美容院やエステサロンなど自分自身をキレイにするためのサービスを利用するという方法です。
数時間だけでよいので子供を夫や親にあずけておいて、キレイな髪型にしてみたり、肌やネイルを目一杯キレイにしてもらうということをしてみてください。
わずかでも自分の体がキレイになったのを感じると、それだけでもかなり気分が明るく上向きになります。
完璧を目指さず適度に手抜きをする
育児中のリフレッシュには、普段からの切り替えが大切です。
子育て中というのは子供を常に見ていないといけないような気がして、それが強い緊張感になってしまいます。
ですが、あまりにもずっと緊張感を感じすぎているとそれがストレスになり、リフレッシュをしようとしてもうまく気持ちを切り替えることができません。
ですので普段からの子育てでは、完璧を目指すのではなく適度に失敗をしながら行うという気持ちが大切です。
料理にしても掃除にしても、全て完全にやろうとするのではなくあえてやらない日を作ったりするなど手抜きが出来る場所を創るようにしましょう。
子供の成長は確かに親の責任のものですが、親がいくらこうしたいと理想を持ってもその通りになってくれない部分の方が多いのです。
諦めるところはきっぱり諦め、できるだけ楽しんで子育てができるようにしていきたいですね。